広告 アレルギーの経過

うちの子のアレルギーが発覚したきっかけ|症状・受診・検査の体験談

にこママ
にこママ

こんにちは!

アレルギーっ子を育てるママ×薬剤師にこママです。

薬剤師歴10年アレっ子ママ歴6年

息子6歳:卵、乳、落花生、山芋アレルギー

アナフィラキシー2度経験、喘息持ち

アレっ子を育てる全てのママを応援しています!

今回はアレルギーが発覚した時の事、その後の採血結果まで当時のことをお話したいと思います!

まさかうちの子がアレルギー!?突然の症状に驚いた日

初めての子育てで毎日が手探りの中、「アレルギーって他人事」だと思っていた私。

私も旦那も花粉症はあるものの、特に食べ物にアレルギーはなく、必然的に息子は大丈夫だろうと思っていました。

もちろん、“赤ちゃんにアレルギーが出ることがある”と知識としては知っていたものの

うちの子は元気だし、食べ物もなんでも食べてくれるから大丈夫だろう」と軽く考えていました。

そんな油断が吹き飛んだのが、離乳食を始めて数週間後。

ある日突然、うちの子に異変が起こったのです。

きっかけは離乳食|異変に気づいた瞬間

当時、生後7か月だった息子に、初めてゆで卵を少量あげた日でした。

小さじ半分ほどで、ペースト状にしておかゆに混ぜて食べさせました。

30分後、口の周りが赤くなり、元気のない息子。

「ん?」と思っていたら、口周りにじんましんのような湿疹が広がって…。

さらに5分後、全身に赤みが広がり呼吸も荒く・・・ぐったり

救急車?!と思いながら手が震えたのを覚えています。

慌てて急いで近くの小児科へ電話。

すぐに連れて行き、診てもらいました。

病院へダッシュ!小児科からアレルギー専門医へ

「卵アレルギーの可能性が高いですね」とのこと。

その場で抗ヒスタミン薬をシロップで飲ませてもらいましたが、全身の赤みが引かず救急車を呼びました

総合病院に運ばれ、注射をしてもらい入院になりました。

ステロイドの点滴もし、数時間後には赤みも引き元気になりました。

数日後、紹介されたアレルギー専門の小児科で血液検査を実施。

息子は大泣きしましたが、IgE検査で卵白の数値が高く、アレルギー確定となりました。

その他牛乳にもアレルギーがあることがわかり、卵、乳製品ともに完全除去となりました。

↓結果は左から8ヶ月、1歳1ヶ月、2歳9ヶ月のものです。

数値的にはこの頃は低かったですが少量でもアナフィラキシーを経験しました。

お子さん一人一人によって数値に対しての反応の仕方は大きく変わるので注意してください。

さらにうちの子はどんどん年齢を重ねるにつれ数値はあがり、3歳をピークに徐々にまた数値が下がりはじめています。

乳に関してはクラス2→クラス6まで爆上がりしてしまいました・・・(泣)

アレルギーっ子との暮らしが始まった

息子の食事は“卵乳完全除去”生活に。

市販のベビーフードやパン、お菓子も裏面の原材料をしっかりチェックするようになりました。

当時は「何を食べさせたらいいの!?」と途方に暮れましたが、アレルギー対応レシピ本やネットの情報にかなり助けられました。

卵の代わりに豆腐や米粉を使うなど、工夫次第で色々作れることも分かってきて、少しずつ前向きに。

また、保育園に入園する際には、アレルギー管理カードや主治医の診断書の提出が必要でした。

担任の先生とも面談を重ね、薬の預かりや緊急時の対応についても話し合いました。

早めの気づきが命を救う。あの時の行動に感謝

今では、息子のアレルギーと上手に付き合えるようになりましたが、あの日のことを思い出すとゾッとします。

食後のわずかな異変、そして“なんとなく変だな”という親の直感は、本当に大事です。

小さなサインを見逃さず、すぐに行動できたことで、命を守れたのだなと思います。

アレルギーが疑われたらすぐやるべき3つのこと

  1. 症状が出たらすぐ病院へ。迷ったら電話でもOK!
  2. 食べたもの・時間・症状を記録しておく(写真も有効)
  3. 自己判断で再度与えない。検査を受けるまで避ける

さいごに

アレルギーが出現するかもしれないので、初めての食べ物は少量ずつ

特に特定物質に指定されている品目については、小児科があいている時間に食べさせる事が大切です!

小児科の閉まる2時間前には摂取しておくと安心です!

アレルギーと診断されてからの生活は確かに大変ですが、「知っていれば守れる命がある」とも実感しました。

これからも無理なく、安全に、美味しく食べられる方法を模索していきたいと思います。

現在(6歳)ですが、乳に関しては摂取可能な量が0.5ml程度とまだまだ先が長いですが、地道に前向きに息子と向き合っていこうと思っています!

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